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Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

あなたを「許す必要もない」

f:id:satoryoki:20151220230848j:plain個人的に2016年度初めます

前回の記事で、勝手に本年度を終了しましたので、今回からは晴れて新年度扱いとなります。そう考えると、私たちは”12月”とか”師走”とか”3月じめ”とか、自分たちで都合のいいように暦の区切りをつけ、自分たちで忙しがったり苦しがったりしている。全ての社会というしくみは皆が幸せに、健やかに暮らすためのしくみであるはずだけれど、時間が経つにつれて”しくみ”に何やら時間や歴史、伝統や格式なんていう付加価値がついてきて”しくみを守るための労力”がエライことになってしまう。そして”しくみ”を変えようと(適正化であっても)することに対してえらく億劫になってしまう。変えようとすることに罪悪感を感じたり、変えようとする他者を断罪したりしてしまう。「手段の目的化」というそうだが、無意識にやっていないかどうか気を付けなければならない。

という訳で、勝手に、個人的に2016年度初めます。

 

satoryoki.hatenablog.com

 

二重の苦しみに喘ぐ

ある女性に、どうしても許せない人がいる、という相談のような話を聞いた。詳しくは語らなかったけれど、許せない相手のことを思って苦しみ、許せない自分をやるせなく思って苦しんでいるという、二重の苦しみに喘いでいるように感じた。私は、そこまで誰かを「許せない」と思ったことがないようだ。それはある意味ラッキーなことでもあり、想像の範囲で言えば「誰かを許せない」という出来事はやはり起こってほしくは、ない。

 

以前にもどこかに書いた、「許す」ということについて

ある「アンロック」な出来事を思い出した。

 

satoryoki.hatenablog.com

 

ごめんって言わなくていい

私が、5歳の娘と留守番をしていたとき。

 

リビングを片付けていると、そばに来ていた娘に気づかず

私のヒジが彼女の頭にぶつかった。

 

 

私「(ゴツッ)あ、大丈夫? ごめんごめん!」


5歳娘「・・いいよ! あのね、

 

  ごめんねって言わなくていいよ!」


私「え?!どして?」


娘「だってね、ワタシね、『ただゆるしてるから』、

  いいのごめんねって言わなくて」


私「ただゆるしてるの?」


娘「うん、そうだよ、だって

 

”パパがぶつかる前から許してるから”、いいの!」

 


ぶつかる前から許してる

 

そう言って

彼女はニコニコと笑って

ぬり絵をはじめた。

 

 

 

ただ許している

 

ぶつかる前から許してる

 

 

 

そうか。

 

そうなんだ。

 

この子は

「ロックがかかる前」の「アンロック」

なのだ。

 

 

ちょっと

 

ちょっと待とう。

 

言葉にするのは待とう。

 

安堵と歓喜の入り混じったような

 

ちょっとこの振動を味わおう。

 

Unlock yourself.

 

Unlock your life.

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