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Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

みんな誰かの愛する子供だから

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24歳の未亡人

 

最近、99歳のおばあちゃん、Yさんの葬儀をしました。 

 

Yさんが24歳、5歳と1歳の女の子を授かった矢先

彼女の夫が、戦死しました。

それ以来、女手ひとつで嫁ぎ先で

頑張って働いて働いて働いて

今の私たちの言う「苦労」とは

まったく意味の違う「苦労」

 

誰から見ても「ほんとうによくやった」

 

そういう人生だったそうです。

 

赤ちゃんをおぶった”ひ孫”

 

祭壇の前に”Yさんの「ひ孫」”が立ちました。

 

背中には1歳位の赤ちゃん

 

Yさんの"玄孫(やしゃご)"をおんぶして。 

遺族はもうふたりの6歳と3歳の玄孫。

”ひ孫”である若いママさんが、99歳の”ひいおばあちゃん”へ

お別れの言葉を捧げました。

 

すると

 

私はその20代後半のまだ若いママさんが

 

Yさんと重なって見えました。

 

その子どもをおんぶした若いママさんが

 

75年前のYさんの姿に見えて

 

夫が戦死し

 

5歳と1歳の子どもと三人で

 

人生に向かって立ち尽くした

 

24歳の若い母親。 

 

そこからどんな思いで今まで生きてきたか

 

そう想うと

 

葬儀場の真ん中で

 

ハンカチも持たず

 

泣けて泣けてしかたがありませんでした。

 

ほんとうに

ほんとうに

 

私なら心が折れてたかもしれない

 

よく頑張られたんですね。

 

ありがとう。

 

ありがとう。

 

Yさん。

 

ありがとう。

 

まだ赤い”ほほ”も

 

津波に遭って生き延びて以来、「生きている」ということの「見え方」が変わりました。もちろん、「完全に悟りきった、私はまったく自由だ」というわけではありません。それでも「生きているものへの愛おしさ」が私の中にあって、それを信じて生きていいと思うようになったようなのです。

 

家族を始め、職場、取引先、友人、知人

旅した時に出会ったたくさんの人

死ぬまで出会わないであろうたくさんの人

それぞれが

自分の人生を生きている。

 

satoryoki.hatenablog.com

 

誰もがみんな、誰かの愛する子どもであり

 

1歳の、やわらかい赤ちゃんだった。

5歳の、キラキラした男の子だった。

10歳の、恥ずかしがりの娘だった。

17歳の、頬の赤い青年だった。

 

そう想うと

誰もが愛おしい。

愛おしすぎる。

 

愛おしすぎる、いのち。

 

 

あなたも

わたしも

 

みんなが誰かの愛する子どもだから。

 

Unlock youself. Unlock your Love.

・・・・・・・・・
佐藤良規
Sato Ryoki
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