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Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

”いのち”は巡り行きたがっている

アンロック ハピネス 震災 親と子の因果

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釜石高校のセンバツ

たくさんのメディアで語られていることだろうけれど、釜石高校のセンバツ出場には胸がアツくなった。岩手の、沿岸の高校というだけでも嬉しいのに、僕と釜石高校には別の”いのちのつながり”が、ある。

 

母さんがまだ行方不明のピッチャー、岩間くん。

 

そのお母さんこそ、僕をあの日釜石に呼んだ主催者の方だった。

 

satoryoki.hatenablog.com

あの日の笑顔

僕の講話を盛岡で聞いた岩間さんが、釜石市で行われる研修会の講師として呼んでくれた。

僕が会場に着くと、笑顔で迎えてくれた岩間さん。

「前に聞いたのと同じ話ですよ。」と僕がおどけると、「それをみんなに聞いてほしんです!」と明るく返してくれたことを、僕はなぜか鮮明に覚えている。

 

その、岩間さんの息子の大くんが甲子園のマウンドを踏む。

僕は普段全くテレビは見ないけれど、滋賀学園と対戦した彼の姿を友人宅で見た。

 

癒えてゆくいのち

甲子園のマウンドで、堂々としたピッチングを見せる彼。

彼の姿には「津波」も「震災」はなかった。ただただ眩しいばかりに光を放つ「若さ」と「巡りゆこうとする”いのち”」の躍動、を感じた。僕の目はきっと涙で滲んでいただろうから、視覚で見たわけではなく、僕の中の津波を引きずっている”いのちの疼き”が、爽快に癒えてゆくような感覚だった。

 

”いのち”は巡り行きたがっている

 僕達はなんとか過去に立ち止まろうとしているのかもしれない。震災、津波、先に旅立ってしまった人たち。過去は懐かしく、温かい。しかしどんなに立ち止まろうとしても、僕らの”いのち”は巡り行きたがっている。その力強い揚力を僕たちは留めておくことが出来ない。その”いのち”は、時に僕達には眩しすぎる。だから僕達は、まだ見ぬ世界に僕らを連れてゆこうとする”巡り行きたがっているいのち”を恐れる。恐れながら、その眩しさのその行き先に全てを任せてゆくしかないんだ。

 

僕らの”いのち”は巡り行きたがっている。

僕のいのちも、あなたのも。

 

Unlock yourself.

Unlock your life.

 

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