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Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

アタリマエのことが、ちゃんと起きてる不思議

ハピネス アンロック 震災

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それは”訪れつつある”

今年はずいぶん梅が咲くのが早い。暖冬というのは本当だったんだろう。春彼岸の檀家参りをしていると、梅の木の場所によって咲き方に随分差があるのがわかる。日当たりの良い所はやはり早く咲き、日陰がちな木はまだ固くつぼみを閉じている。

それにしても春はいい。春になりかけの今はとてもいい。花粉症の辛さを補って有り余るほど、この春がまさに”訪れつつある”この時期はいいなあ。

 

決めゼリフ

ところで、仏教やスピリチュアル業界には、特徴的な「決めゼリフ」がたくさんある。その多くは何やらとてもスケールの大きなもので、その”言葉のひびき”だけで少なからず”うっとり”してしまう。「宇宙」「母なる大地」「ワンネス」「愛」「悟り」もしかしたら「絆」「未来」「希望」。

 

satoryoki.hatenablog.com

 

不思議さを生きつつある

津波に遭ってからというもの、”当たり前の日常が”この上なく貴重なものに思える。そしてそもそも、”アタリマエのこと”が、当たり前のように”ちゃんと起きること”の不思議さに、なんとも言えない”おかげさま感”がある。

 

春に、梅が咲く。

 

こんなアタリマエのことが、ちゃんと起きている不思議。

僕らはそれを受け取りつつ、生きつつある。

 

妻が、朝起きる。

味噌が、お湯に溶ける。

学校に、友だちがいる。

太陽が、光と熱を放つ。

枕に、てんとう虫がとまる。

 

僕が、いる。

 

肩にのこる嬉しさの余韻

彼岸参りでおじゃました、ある檀家さんの家。

お参りが終ってお茶を頂いてると、そのうちの小5の男の子が不意に立ちあがって僕の肩を揉み始めた!僕は驚いて、でもその子のなすがままに肩を揉んでもらった。ひとしきり揉むと、その子は独り言のように「あんまり肩凝りじゃないなぁ。」と言って、また不意にこたつに腰を下ろした。

僕はその子の余韻を肩に感じながら、訳もなくそれが嬉しくってしょうがなくって、そのことを思い出すだけで何度でも”思い出しほくそ笑み”をしてしまう!

 

子どもが不意に肩を揉んでくれる。

 

”決めゼリフ”にうっとりするよりも、アタリマエのことがちゃんと起きている不思議さを、ひとつひとつ受けとっていきたい。

 

Unlock your life.

Unlock yourself.

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