Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

タテ軸と、神さま。

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「好き嫌い」のヨコ軸

最近、「ヨコ軸にタテ軸を立てる」というキーワードを別なシチュエーションで2度出逢った。

 

そのひとつは、勝手に師と仰ぐ藤田一照さんの「一照塾」。

 

一照さんは、自分の問題への取り組み方を変えるために、「もう1軸増やす」という工夫について話された。例えばそれは、人間関係において「好きor嫌い」という(ヨコ軸)のみで苦しんでいるより、そこに例えば「役に立つor立たない」という(タテ軸)を仮定することで、その人間関係の問題の見え方が変わる、というものだ。

 

コレは自分が仮想する「問い」そのものの構造を見直す面白いワークだと思う。僕らはいつも「A or B」みたいな狭い問いを立て(仮想し)、その自分の仮想した狭間でもがく。A or B ではなく、C or D? も追加してみると、A or Bの狭さに気づく。なるほどなるほど。

  

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

 

神社とお寺の2軸

もう一つは、日本の神話を語り継いぐYさんとの出会い。

 
僕は日頃お寺の活動を通じて、どうも地域がひとつになるキーは神社じゃないかと思っている。お寺は人と人をつなぐ役割は得意だけれど、どうもそれだけでは地域は元気にならない。ところが神社のことになると、地域はスッと一つになるような感覚がある。

 

それは、そもそもお寺はニンゲンの修行の場であり、神社はニンゲンと天地をつなぐ場である事を物語っているようなのだ。こうして書いてみると当たり前なんだけれど、この「実感」にたどり着くのにちょっと時間がかかった。お寺のことに関してはニンゲンのモノサシがはさみやすいのだけれど、こと神社のことになるとニンゲンのモノサシが挟みにくいのかもしれない。

 

Yさんは、「ニンゲンは、天と地の間に一本のヒモのようにつながっている」と表現した。天と地というタテ軸の中で、ニンゲン同士がヨコ軸として繋がりあっている。

そう仮定すると僕の仮説にもつじつまが合う。お寺はニンゲンというヨコ軸をつなぐ場であり(先祖もニンゲンにカウントされる)、神社は天地のあいだでニンゲンを繋ぐ。だからこそ寺と神社が習合されることこそ、調和が生まれるカタチなのだろう。

  

タテ軸はなんだろう

たまたま同じような2軸の話に出逢って、ますます僕は自分の役割の面白さを感じた。もちろん、寺の住職として(そもそも仏教者として)ニンゲンの繋がりの中で暮らしつつ、寺と神社を繋ぐことにどうも心動かされる。だからこそ兼務寺にお祀りしている「天満宮」の復興も、つい体が動いてしまうのだ。

 (参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

 そんなわけで最近、神道に興味が湧いてきた。

どうなることやら楽しみです。

 

そうそう、2軸目を立ててみる。

やってみよっと。

Unlock yourself.

Unlock your vertical axes.

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