こども食堂の”裏の目的"
命灯会とTemple
先日、東日本大震災の7回忌を
「命灯会」と称した新しい法要を提案し
名古屋の東本願寺会場を中心に
全国数カ所(ハワイも!)で開催してくれた。
「命灯会」は、亡き人の追悼や鎮魂だけではなく
自分の「生きることの、ほんとうのところ」に向き合う場として
開催しようと何度も何度も仲間たちと言葉をかわした。
おかげさまで
各会場において(全部は把握していないけど)
お坊さんたちと一般の参列者の方々が
東日本大震災を通じて、自分の
「生きることの、ほんとうのところ」を
語り合う場にある程度はなったようだ。
企画の途中で気づいたのだけれど
これは尊敬する友人の小出遥子さんが主催する
”Temple"という「場」とほぼ同じコンセプト?!
(Templeに参加したことがないので言い切れない(汗))
(参考:彼岸寺掲載記事)
話の通じる人
どうやら
「生きることの、ほんとうのところ」を
話したいという根源的な衝動を抱いている人が
僕らの中には少なからずいるようなのだ。
そしてそれが
もしかしたら「話の通じる人」かどうかを分ける
わりとはっきりした分岐点なのかもしれない。
こども食堂の裏の目的
【こども食堂】
今回実験的に開催するこども食堂。
正直言ってほんとうに素朴に
みんなで一緒にご飯食べるって楽しいよね!
というために開催するんだけれど
”裏の目的”が、無いわけではない。
それは、集まった子供同士、ママ・パパ同士が
「こども食堂」という愉しい場に関わることで
実は「生きることの、ほんとうのところ」を
話すことのできる場になればいいなぁということです。
ほんとうのこと
親にとっては当然、目下の関心は「子育て」にあるはず。
子育てってつまり、親の「ほんとうのこと」が問われる
なかなかにキビしいものなのだ。
PTAやスポ小なんかの活動もあるだろうけど
こども食堂のような、”レイドバック”で”愉しい”場であればなお
つい「ほんとうのこと」の話ができるんじゃないだろうか。
無理はしなくていいんだけれど
ここに来るとつい緩んじゃって
本当のことを話しちゃうなあ。
そんな「場」に、なったらいいな。
Unlock yourself.
Unlock your true issue.
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【 佐藤良規 】
*「津波で生き残った僧侶のほんとうの話」
「生きていることの奇跡」
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