Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

親子の”絆”をアンロックした日

人生のラスボス 以前どこかで「人生のラスボスは”母親”だ」と、書いた記憶がある。その時はまだ本当に納得したうえでそう書いたわけではなく、結局は親との関係で「子」の人生は大きく影響されるだろう…そんな程度だった。 私は母親がとても苦手だ。 苦手だ…

みんなちがって、みんないい?

色とりどりの人生 先日、ある研修会に参加してきた。 そこには今まで会ったことのないような色とりどりの「職業」「生業」「生き方」の人の集まりだった。 研修会中も、ワークするというカタチで多くの人と話す機会に恵まれた。 バリバリのビジネスパーソン…

みんな誰かの愛する子供だから

24歳の未亡人 最近、99歳のおばあちゃん、Yさんの葬儀をしました。 Yさんが24歳、5歳と1歳の女の子を授かった矢先 彼女の夫が、戦死しました。 それ以来、女手ひとつで嫁ぎ先で 頑張って働いて働いて働いて 今の私たちの言う「苦労」とは まったく意味の違う…

「葬儀ファシリテーター」になりたくない”2つの理由”

アンロックな学び 先日、密かに師と仰ぐ方とお話した際に「型」についての話になった。 古武術において「型」の稽古が非常に大事なのだけれど、しかし生命の掛かった”実戦”で、「型そのもの」を使うことはない。「型」の稽古を繰り返し行うのは「その先にあ…

「いのちの不思議さに出会う」厳粛な”ワークショップとしての葬儀”

大きな誤解 ホスピスでボランティアしてたこともあり、葬儀や法事などの「宗教儀式」がもつ「心理的効果」に、私も関心があった。日本で一般的に行われているであろう葬儀から始まり初七日〜四十九日〜百カ日〜新盆〜一周忌〜三回忌という流れは、よく見てみ…

何もかも捨てて旅に出たとしても

海を泳ぐ魚に名前はない 前回の投稿同様、まだ「旅の身の上」で書いている。もちろん仕事がらみの「移動」に近いものであるけれど、日常生活の「場所」を物理的に離れてしまうことはココロにおいては「旅」といえる爽やかさがある。私は”どこの誰でもない”。…

僕らにはまだ「旅」がある

僕らが旅に出る理由 この文章は、東京行の新幹線で書いている。福島の雪化粧をした山並みが美しい。私自身、「旅」が好きだ。それはもう「移動が好きだ」と言ってもいい。 幼稚園の頃、やはり旅好きだったおじいさんおばあさんに連れられてよく「旅」にでか…

私以外私じゃないの。それこそが生涯のミッション。

どうでもようがす。 ちょっと世間に迎合したタイトルにしてみました。 それにしても「ゲスの極み乙女。」って名前… どう思うか? どうでもようがす。 どこの誰か知らない人のバンド名なんて どうでもいいのです。 satoryoki.hatenablog.com 気づいてさえいな…

”自分が好きなことをしたい”という無理。何もしなくても大丈夫。

”自分の好きなことをしたい”というワード ある友人の女性が「自分の好きなことをしたい、でもできないの」と、困惑した顔でうちあけてきた。自分の好きなことをして暮らしたい。楽しく、思い通りに。それは誰もがそう願うものではある。 いわゆる”自分探し”…

今日が人生の忘れられない日になるために。自分がガッツポーズする「3つの条件」。

ガッツポーズを自分に許す 誰もが毎日を”今日はいい日だった”と思って暮らしたいはず。そのなかでも人生には特別に”思わずガッツポーズしてしまう”ような特別な日が必ずある。そんな日が多ければ多いほど、私たちはより生きることに積極的になるだろう。だっ…

人生は、まずはガッツポーズするためにある

ガッツポーズする瞬間を 振り返ってみると昨年はたくさんの新しいことに巻き込まれた。なぜそれらに巻き込まれていったかといえば、やはり「歓喜」を体験できるから、という他ない。それは人生という日常の中で自分が" 「ガッツポーズ」をする瞬間"のような…

”出会い系仏教”をめざせ

心が震え、自分を突き動かす 人に出会う、ということがほんとうに大事だと思っている。世の中には「色々なコツ」や、「方法」「メソッド」が溢れている。子育てやお金持ちになる方法なんていうのもそうだろう。でもそれは自分が”本当にやりたい”と思えなけれ…

謝ることについての誤解がハワイで溶けた

アメリカで交通事故にあう 去年、ハワイに行った時のこと。 友人お車に乗せられて移動中、 ドン!!!!! あ〜 後ろから追突された。 ココはアメリカ。 面倒なことになっちまったな〜と思いながらドアを開け 外に出て後ろを見るとそれはタクシーだった。 い…

「謝る」こと。ひとが求めているのは結果より「正直さ」なのだ

お寺で新年会 今日はうちの寺の新年会だった。 毎年、新春祈祷会の後に開いているが、これが地域恒例の正月行事となっていて結構盛り上がる。 それにしても高齢化の影響は大きく、参加者が年々減っていたんだけれど、何故か今年は過去最高の参加者を更新した…

「やってみたら面白かった」ことが増えればいい

なんでしょうこの達成感! お陰さまで今日はうちの寺で恒例の「子供書き初め会」をした。抱き合わせ企画として「消しゴムハンコ・体験ワークショップ」もやってみたら‥これがおもしろい! 「おもしろそう」だと思って消しゴムはんこのセンセイに連絡して「や…

食わず嫌いでおわるのはもったいない

オソロシサの作り手 若いころ旅が大好きだった。 旅先では必ず「ローカルな」食べ物を食べるようにしていた。 とはいっても、食べたことのない食べ物は 「何となくこわい」ものだ。 でも、「食べてみればなんでもない」 ことが、ほとんど。 自分で”オソロシ…

「ハット」をかぶれば何かが変わる

「大正デモクラシー」 一昨年ぐらいから、「ハット」ってやつをかぶっている。 私は特に「オシャレ」なわけではないけれど、若い子が「ハット」をかぶってるのを見て「かっこいいなあ」と思ったからかぶることにした。それだけ. 自分で言うのも何だけど、私…

単純に、誰かの為に生きることが「何より愉しい」ことなんだ

人生はいつも途中経過 他人のために生き延びようとした。この”経験としての事実”は、不可思議な宿題としていつでも心のどこかに引っかかっている。残念ながらそれをそのまま「信じてしまいきる」ことも難しいのだけれど、思い当たるフシはたくさんある。本当…

「人は“他者”のために生きようとする」という事実の発見

”死にたくない”唯一の動機 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 「うちは仏事があったから“おめでとう”は言えないんです“」という方もいるでしょう。 でも“あなた”と“わたし”が生きている今日はとてもとても“おめでとう”に値する…