Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

火事場に飛び込み火の粉をかぶれ

探してたのは”ヒント”なのか 世の中に 「生きるヒント」”的”なものがたくさんある。 「Hint 問題の解決,物事の理解や発想などのための手がかりとなるもの。暗示。示唆。(Weblio)」 震災以降 ”自分がどう生きたらいいのか” その「ヒント」を探して 探して …

私よ、”ハピネス”であれ

「心のケア」三部作 心のケア三部作、今回で終わりたいと思います(汗) 前回、前々回と心のケアについて書きました。 もっともっと書きたいことは有りますが 後日書きまとめたいな‥と思っています。 satoryoki.hatenablog.com ニコニコの彼女 親しくお付き…

「沈黙」という「触れあい」

自然に笑ってください いろいろな面で 「心のケア」は誤解されている。 誤解されたまま「確かめられずに」使われている と言えるだろう。 前回の投稿にも書いたように 「心のケア」を「しよう」と思った時点で それは「わざとらしい」ものになってしまい む…

「心のケア」はやめてくれ

「心のケアは、やめてほしい」 いわゆる「心のケア」については ひとつの講座にしてしまいたいほどの思いがあり この場では書ききれませんが (別の機会に詳しく書こうと思っているけれど) 前回のブログの補足も兼ねて ちょっとだけ書きます。 satoryoki.ha…

生命をアクティベートする”からくり”

小さくて大きなプレゼント その忘年会は およそ三年間 会っていてもいなくても 同じ想いを分かち合って過ごした もはや”戦友”とも呼べる 仲間の集まりで 今回は久しぶりに 夫婦で参加することになっていた。 昨年末の ある、忘年会。 お酒もそこそこ進み 場…

ピタゴラそうちを起動せよ。

飛光よ 飛光よ 時間というものは 今日から明日 明日から明後日に続いていく そんな気がして暮らしているけれど 実は全く逆で 未来から現在へ そして現在を”ひゅっ”と通り過ぎ いつの間にか過去へと 飛び去っていく そういうもの。 飛光よ 飛光よ ぼんやりし…

会って会って会いまくれ

歌舞伎町の”当事者” 夜のアルバイトで買い出しに行っていた 新宿歌舞伎町の真ん中にあった 24時間営業のスーパー”エニイ”には 歯ブラシや洗顔フォーム 派手すぎる下着やSMのコスチューム ポテトチップスにドンペリ あらゆる品物が無秩序に所狭しと並び 深…

あなたと私で”ハピネス”を叫ぶ

太平洋の向こう岸 今年の六月 友人の紹介でアメリカ・オレゴン州の ポートランドという街の”お寺”に招かれ 私自身の津波の体験を話しに訪れた。 ちょうど夏のプログラムの最中で 老若男女50人ぐらいの人達が集まって 坐禅と草取りや畑の手入れなどの生活労…

ブッダに会うという冒険

全ては”おもちゃ遊び”だった 震災前、 私は”普通の悪くない坊さん”だったと思う。 いわゆる世間が期待するところの 葬式法事をして 遺族を慰め 寺院という地域の拠り所を守り ご先祖様との繋がりを 地域とともに学び育ててゆく。 それなりに勉強もし それな…

徹底的に”当たり前”であること

”宗教者としての”苦悩 前回の記事に書いたように ”お茶っこサロン”という 避難所を始め仮設住宅も訪問し ”友人が顔出してお茶を飲む”という いわゆるボランティア活動をしていた。 satoryoki.hatenablog.com 東北はわりと宗教者(坊さん)への信頼は篤く感じ…

人は”歓喜”によって生かされている

個人的な被災者として 津波に遭ってしまった私は 個人的に”被災者”だった。 家も、家族も無事ではあったけれど 津波の体験は 私を被災者にした。 ”その日”から約2週間 無事に家に帰ってきてはいたものの 精神的にとても不安定な状態にあった。 頻繁に聞こえ…

Unlock yourself.

オープンというより”アンロック” このブログのサブタイトルを 自分自身をオープンに、としているけれど オープンに、というのが難しい。 なぜなら、オープンにしたことがないから。 オープンにしたことがあるなら オープンの仕方が分かりそうなものだけれど …

I don't care.

知識 + 臨場感 →→→ 自分の変化 前回書いた「トラックの屋根の上で」について もうちょっと書きたい。 とてもとても大事なことなので もう少しだけ”臨場感”をもってもらいたい。 ブログなど所詮他人の(良規の)言葉。 でも臨場感を持つことで 擬似的に経験す…

生きてるから、とにかく大丈夫なんだ。

生きているって”すごいこと” およそ2時間半。 4tトラックの屋根の上で 第7波まで津波をやり過ごした。 そしてその後 一か八か水位の下がった地面に飛び降り 九死に一生を得た。 そのトラックの屋根の上にいる間ずっと これは本当に生きて家に帰ることはで…

遅すぎる誕生日のお礼。

生きている不思議 たくさんの誕生日お祝いメッセージ、ありがとうございました。 今日は10月7日。私の誕生日は8月10日だったので、およそ2ヶ月遅れのお礼になります。なぜこんなに遅れたかというと、単純に気持ちを言葉にすることができなかったからです。 …