Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「今経験してること」が人生のすべて

テレビを消して、空を飛ぶ いわゆる東北復興のプロジェクトのために ハワイに行ってきた。 東北物産展をホノルルでやろう! という企画。 書ききれないほどの事を感じ 考えさせられた。 これから少しずつでも書いていきたいと思う。 共同企画は、在ハワイの…

「名前」とは使い古した「罠」だ

私たちは友だちなのだ 先日、「友人Tさん」の属するイスラム協会の行事に 「友人」として招かれて参加した。 彼らは「平和」の復興のために尽力することを掲げ 日本でも阪神淡路・中部・東日本大震災と 継続的に支援活動を続けている。 私は Tさんの友人とし…

「いい人」になれって誰が言った

痛恨の褒め言葉 最近、「雰囲気が穏やかですね」と 二人ぐらいに言われた。 そうかなぁ。 え?! このオレが? 大学生の時、檀家さんの酔っぱらいおじさんに 「坊さんは、もっと優しい目でなきゃダメだ」 と言われたこのオレが? 正直、ちょっと嬉しい。 同…

友だちになろう、話はそれからだ。

「私」と「あなた」 うちの近所のあるお坊さんは 「坊さんは”プロフェッショナル”であるからして 葬儀で泣いてはダメである」 と仰っている。 ごもっとも、っぽい。 ですが お言葉ですが、無理です。 うちの寺は檀家も少なく ”会ったことのない人なんてひと…

人はなぜ「わからない」と言えないのか?

インド門はどこだ インドはほんとうにわからない国だ。 インドのことを語ると長いので 今回は短い話。 ニューデリーというインドの首都。 なんとなく、あてもなく 「インド門」という観光地を目指して歩いていた。 歩いても歩いてもなかなかたどり着かない。…

トリコロールにしてはいけないのか?

どうでもいい、ほんとうに。 パリのテロ以来 ネット上にも「トリコロールカラー」が 溢れている。 そして早速始まっている。 FBで見かける、例のやつだ。 「プロフ写真をトリコロールにしてはいけないのか?」 Yes/No ? さぁ、皆さんお立ち会い。 あんたはど…

テレビを消して、空を飛べ

沖縄旅行が当たる The Boom の「島唄」に魅せられて 沖縄に行きたい!と思っていた大学2年の夏。 クラスの友人が”パルコ”のくじ引きで 「沖縄旅行2名様ご招待」を当てた。 運命のいたずらで、その”1人枠”が 私に回ってきた。 二つ返事で行くことにし 男の…

名も無きひとつの生命体

私が旅に出る理由 初めて訪れる国の 初めて降り立つ瞬間が たまらなく好きだ。 その瞬間のために 旅に出るようなものかもしれない。 できればなるべく日常とかけ離れた できればなるべく英語が通じず できればアルファベットを使わない言語圏で できれば文化…

風がふくと”桶屋”は儲かるのか?

風がふくと桶屋が儲かる ミャンマーの選挙が世間を賑わしている。 また、友人が今ミャンマーを訪れていたりして なにかとミャンマーが話題にのぼるので ”風がふくと桶屋が儲かる”というような ひとつの不思議な物語を思い出した。 ちなみに、科学の分野では”…

話せる! 「アンロック」英会話3つのコツ!

アンロック英会話(効果は保証しません) 海外を旅してた、というと 必ず聞かれるのが 「英語で喋れるんですか?」 私は決まってこう答えます。 私は英語で”喋ります”。 ”喋ります” であって 決して ”喋れます” ではありません。 I can speak English. では…

臨床宗教師は必要か?

私には要らない 友人から「臨床宗教師」の集まりへの招待が届いた。 最近良く聞くこの名前。「臨床宗教師」。 なんかいい名前。なんか、いい。 宗教者が「こころ」に寄り添ってくれそうな響き。 結論から言えば 私がこの「肩書」が欲しいかといえば 「私には…

「問い」という罠をぬけだして

なぜ助かったのか 私たちは悩む。 人生の諸問題を自分に「問い」、 その問いに悩む。 津波に遭って、助かった。 なぜかわからないが、助かった。 それについても自分は「問い」を立てて悩んだ。 「なぜ助かったのか。」 と。 satoryoki.hatenablog.com 繰り…

すべての言葉を疑うしかない

わかったようでわからない言葉 震災以降、多くの人がボランティアとして被災地に関わり 「ボランティア」や「支援者と被災者」というくくりに 違和感を感じていた。 それはやはり当事者になることで 「ボランティア」や「支援者と被災者」という 世間で無造…