ときには、恋愛がしたい
胸を焦がす
「リョーキさんって、男って感じがしないですね〜」
最近、2度ほどこんなことを言われた。
オレも達観の境地にたどり着いて、男女のゴタゴタ
嫉妬や執着、愛欲や色欲から卒業だ…
んなわけない(笑)
男として見られないっていうのは
「カッコつけた坊さん」的には嬉しいかもしれないが
正直言ってショック!
(T_T)
君の名は
巷で大変人気のあるらしい「君の名は」も
まだ見ることが出来てない。
しかし先日、カーラジオから
「君の名は」の主題歌であるらしい曲が
日に三度も流れてきた。
心が身体を追い越してきたんだよ
君の髪や瞳だけで胸が痛いよ
同じ時を吸い込んで離したくないよ
遥か昔から知るその声に
生まれて初めて何を言えばいい
RADWIMPS「前前前世」歌詞 - ひきことり
恋愛をしているときの
胸を焦がすやるせない愛おしさが
珍しく私の動悸を、わずかに早めた。
うん、悪くない。
誰かをあんな風に狂おしく愛おしく
かけがえなく大切なものと感じることは
自分の細胞たちが理由もなく
生きたい生きたいとざわめいているようで
その事自体が
かけがえなく愛おしく感じる。
(参考:過去記事)
細胞のざわめき
テレホンカードを握りしめて
公衆電話に駆け込む夜。
西武新宿駅の出口での待ち合わせ。
バイト先のロッカーに貼り付けられた
秘密めいたメッセージ。
首都高速から二人で見た東京タワー。
いくつもあるそんな瑞々しい瞬間の
細胞の”ざわめき”が
懐かしくも愛おしい。
不倫をしようとか、そういうことではなく
あの「細胞のざわめき」は
私の”生きる喜びのようなもの”の
確かな感触として残っている。
もしかしたらそれは、
まだひっそりと
微振動を続けているのかもしれない。
恋愛は、いいなあ。
君の名は、見ようかな。
Unlock yourself.
Unlock your romance.