Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

ときには、恋愛がしたい

 

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胸を焦がす

「リョーキさんって、男って感じがしないですね〜」

最近、2度ほどこんなことを言われた。

オレも達観の境地にたどり着いて、男女のゴタゴタ

嫉妬や執着、愛欲や色欲から卒業だ…

 

んなわけない(笑)

 

男として見られないっていうのは

「カッコつけた坊さん」的には嬉しいかもしれないが

 

正直言ってショック!

 

(T_T)

 

君の名は

巷で大変人気のあるらしい「君の名は」も

まだ見ることが出来てない。

 

しかし先日、カーラジオから

「君の名は」の主題歌であるらしい曲が

日に三度も流れてきた。

 

心が身体を追い越してきたんだよ

君の髪や瞳だけで胸が痛いよ

同じ時を吸い込んで離したくないよ

遥か昔から知るその声に

生まれて初めて何を言えばいい

RADWIMPS「前前前世」歌詞 - ひきことり

 

恋愛をしているときの

胸を焦がすやるせない愛おしさが

 

珍しく私の動悸を、わずかに早めた。

 

うん、悪くない。

 

誰かをあんな風に狂おしく愛おしく

かけがえなく大切なものと感じることは

 

自分の細胞たちが理由もなく

生きたい生きたいとざわめいているようで

 

その事自体が

かけがえなく愛おしく感じる。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

細胞のざわめき

テレホンカードを握りしめて

公衆電話に駆け込む夜。

 

西武新宿駅の出口での待ち合わせ。

 

バイト先のロッカーに貼り付けられた

秘密めいたメッセージ。

 

首都高速から二人で見た東京タワー。

 

いくつもあるそんな瑞々しい瞬間の

細胞の”ざわめき”が

懐かしくも愛おしい。

 

不倫をしようとか、そういうことではなく

 

あの「細胞のざわめき」は

私の”生きる喜びのようなもの”の

確かな感触として残っている。

 

もしかしたらそれは、

まだひっそりと

微振動を続けているのかもしれない。

 

恋愛は、いいなあ。

 

君の名は、見ようかな。

 

Unlock yourself.

Unlock your romance.

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