「と、思う」を出て、青空のビーチドライブへ
なぜハワイで暮らすのか
世の中には二種類の人がいるという仮説を考えてみる。
一方は「と、思う」ひと。もう一方は「〜と、思うから、〜を、やってみよう」と進む人。前者は、実は私たちほとんどがいつも無意識にしているパターン。後者は、どちらかって言うと「無鉄砲」とか「無計画」とかいわれがちな人。ハワイで出会った多くの日本人の皆さんは、やはり「やってみよう!」という人が多かった。
この風景を通勤するのも悪く無い
ハワイ滞在中に本当にお世話になった女性のOさん。決して自分が来たくてハワイに来たわけではないらしい。でも来るとなった以上、「なんとかなるでしょ!」と開き直って飛んできた、と。小さい子供を抱えて単身ハワイに渡り、カタコトの英語で家を探し、仕事を探し、学校を探し…日本にいる友人たちは「いいわね〜ハワイで暮らしてっていうけど、それなりに苦労したのよね(笑)」と明るく話してくれる。
そんな彼女のはじめての職場の近く、カイルアビーチに向かう72号線。左手には緑に覆われた断崖が続き、右手には鮮やかなエメラルドに光るビーチ。(写真撮り忘れました)
「いろいろあって日本に帰ろうかと思ったこともあったけど
この風景の中を通勤するのも悪くないなって、ある時思ったの。」
「と、思う」という”屋内”
ハワイはいいなあ。ハワイで暮らしたいなあ「と、思う」。でも同時にそれは、叶うことのない「思い」でもある。なぜならそれは「と、思う」という「屋内」の話だからなんだ。こういうことやりたいな「と、思う」だけ。あいつ、もっとこうしてくれればいいのに「と、思う」だけ。東北の支援をしたいな「と、思う」だけ。「と、思う」ことはいくらでも量産できるし、実際している。でも、「と、思う」だけで人生の時間が過ぎてしまうのはもったいない。
「屋内」からは、あの72号線ビーチドライブの風景は見えないんだ。
「を、やってみよう」という”屋外”
「と、思う」を私たちは量産している。でも、それこそが「屋外へ出る」キーワードなのだろう。
「を、やってみよう」と屋外に出ちゃえば、72号線ビーチドライブはそんなに遠くない。同じ「ハワイ」でも、「(ハワイはいいなぁ)と、思う」のと「を、やってみる(この場合、実際にハワイに来ちゃう)」のでは、風景が全く違う。そしてそれは誰にでもできるんだ。
「と、思う」のはもう十分。
屋内から屋外へ。
「を、やってみよう」に書き換えて
いざ、青空のビーチドライブへ!
Unlock yourself.
Unlock your life.