Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

喜べ、僕のイノチよ!

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忘年会とはいえ

この時期、忘年会に呼ばれることが多い。

お酒が全く飲めない

(なので飲みたいわけでもない)

そんな僕にとってはなかなかにつらい時期。

(もちろん、楽しいのもある(笑)

 

そして、つらいのが

 

話題が他人の批判ばかりの、会(汗)

 

これ。

ツラい。

 

これが忘年会、とは言え。

 

もちろん、

愚痴を言うってのはある意味大事だと思う。

自分の気持ちを認めるってことだから。

 

でも

ぐちには「言い方」がある。

(それについては別の機会に)

 

ともかくです。

それはそれでいいとしても

 

僕には、

 

他人の批判などする時間も

関心もないんだなぁと

あらためて思い知らされた。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

態度を、決めること

僕が密かに(あくまで密かにww)

師と仰ぐ藤田一照さん。

 

一照さんは、ある時に

「人生を愉快に生きようと決めた」

そうだ。

 

僕はその話を聞いて

正直戸惑った。

 

僕は少なくとも今まで

そんな「生きる態度」を決めたことなど

無いように思えた。

 

目の前に起こることに振り回され

でも自分なりになんとか対処してゆく。

 

そうやって生きてきただけの

気がするのだが…

 

ヘリコプターの羽音

2011年3月11日。

 

あの日僕は

 

頭上に響き続けるヘリコプターの羽音と

いやに静かに舞い降りる雪と

冷ややかに語りかける避難勧告の中

 

かろうじて

 

生と死とを隔てる

目に見えないボーダーラインの

こちら側に踏みとどまった。

 

あの日を境に

 

じゃあ人生を生きるってなんだ?と

お前はどう生きたいんだ?と

 

発症期を待つウィルスのように

その問いが体内で疼いて

何度も自問を繰り返していたように思う。

 

そして

ある時、それは発症した。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com 

自分のイノチを、喜ばせよ

こんなにも簡単に、死が訪れる。

それがこの世のことわりなら

 

僕は

自分のイノチを

できるだけ、存分に

喜ばせて生きたい。

 

そうならば

 

どうしたら自分のイノチが喜ぶか

 

落ち着いて、

観察し

熟慮し、

吟味し

行動し、

検証し

 

願わくは上向きのらせん状に

繰り返してゆく。

 

 

それがつまり僕にとって

「本当に生きること」

なのだ。

 

そうしなくちゃ。

おいおい

 

そうしなくちゃだよ。

 

いつの間にか

僕はそう決めていたんだ。

 

遅すぎないが、急げ

他人の批判などして

賢いふりをする意味などない。

 

勝手にあれこれ注文をつけて

他人を嘆いて過ごす時間など無駄だ。

 

僕は僕の時間を生きていて

それは止め処なく流れ往きつつある。

 

いまも。

 

あー忙しい。

 

自分のイノチを喜ばせる事ができる時間は

そんなにはないのだ。

 

そして

それができるのは自分しかいない。

 

僕しかいない。

あなたしかいない。

 

遅すぎるってことはない。

 

でも決めるなら

急いだほうがいい。

 

僕のイノチを喜ばせるのは

僕しかいないのだ。

 

さあ

今日も喜べ、僕のイノチよ!

 

Unlock yourself.

Unlock your life.

 

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なりたかったのは、すてきな三にんぐみ

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夏といえば、キャンプ。

僕が小学生だった頃、

夏休みといえば、キャンプだった。

うちの父と、父の友達のTさんとMさん。

Tさんには僕の同級生の息子、

Mさんには僕のひとつ下の娘がいた。

 

仲の良い三人は

「こぶしの会」なるものを結成し

毎年夏休みに、地元の小学生を

キャンプに連れてってくれた。

 

 

うちの地元の子供達は

毎年それを心待ちにしていて

 

みんな、

このキャンプで大きくなっていった。

 

不気味な絵本との思わぬ再会

 

ところで

 

子供の頃、気になってしょうがなかった

不気味な絵本があった。

 

それは

 

すてきな三にんぐみ

という絵本。

 

知ってる人は多いと思うけど

 

三人組のどろぼうが

ある日かわいい少女と出会い

その少女の一言で

泥棒たちは思わぬことを始めてしまう…

 

はじめは怖めで始まるんだけど

素敵なハッピーエンドで終わる物語。

 

子供のころは、怖くて不気味で

でもなぜか気になる絵本だったけど

(そういう意味では好きだった)

 

大人になってから

自分の子供に読んで聞かせてみて

 

自分でも驚くほど

もうむちゃくちゃに感動した。

 

あえて内容は申しませんが

読んでない人は

ぜひ読んでみてください。

すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

 

あこがれ

思えばうちの父とTさんMさんの

なかよし三人組は

 

20代で「こぶしの会」をはじめ

20年近く活動していた。

今考えるとなんてすばらしい!

 

いまでも地元の40~50代のひとたちは

 

「あのキャンプがたのしかったよね!」

「最高の思い出だよな~」

 

と、懐かしく思い出す。

 

あらためて気づいたけれど

知らず知らずのうちに僕は

父、TさんMさんの「なにか」を受け継ぎ

「ぼうけん遊び寺」を

始めてしまったのかもしれない!

 

父を含めた「三人組」は

僕の

ある種の”あこがれ”だったのだ。

 

ぼくのなりたかったもの

 

今日は

 

Mさんの葬儀だった。

 

71歳。

 

たくさんのひとが訪れ

たくさんのひとが泣き

たくさんのひとが手を合わせた。

 

僕も

導師を務めながら

 

お経が読めないほど

泣いてしまった。

 

僕の目の前に

 

いつもとかわらず

やわらかく微笑むMさんの遺影。

 

そうだ。

僕がなりたかったのは

 

すてきな三にんぐみ」だったんだ。

 

絵本の「すてきな三にんぐみ」と

 

父とTさん、そしてMさんの

実在の「すてきな三にんぐみ」。

 

僕は、恥ずかしながら

 

40代の今にして

本当になりたいものに

気がついたのかもしれない。

 

15年前に逝った父、

今日、僕らが見送ったMさん、

 

僕は

あなたたちのような

 

読み継がれるような

語り継がれるような

 

すてきな三にんぐみ」に

 

なりたかった。

 

いや

なります。

 

きっと

なりますね。

 

あなたたちの、子どもだもの。

 

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

 

Unlock your child at heart.

Unlock yourself.

 


The Three Robbers - An Animated Version

DVDもあるらしい!

 

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ほんとうのスタートライン

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言い忘れたこと

先日、講師で呼ばれた

子育て向けのマインドフルネスの体験会で

言い忘れたこと。

マインドフルネスを深く実践するためにも

とても大事なことだと思うので

 

ここにリライトして置きたいと思います。

 

つむぎの会

ひとつ、とても大事なことを
言い忘れました。

ちょっと辛い話です。

 

僕は

 

津波でお子さんをなくした


親御さんのグループを
サポートしています。

(つむぎの会、といいます)

 

そのグループの
皆さんの苦しみは

想像するのも恐ろしいほどです。

 

その皆さんがおっしゃいます。

 

「子供が生きている、

 

 それだけで

 

 どんなに

 

 幸せだったか。」

 

と。。。

 

どうしようもなくかけがえのない

子育てはついつい

こう育ってほしい

これだけはできる子であってほしい

そう思ってしまいます。

 

たぶん、それも愛からです。

 

ですが

 

マインドフルネスで

 

「今ここに生きてるという、

どうしようもなくかけがえのない

この小さく愛おしい生命」

 を

 

自分に感じること。

 

そこをスタートにすると

毎日が特別で

かけがえがなくて

子育ても自然に「子育ち」に

シフトしていくのではないでしょうか。

 

これが

僕が言い忘れたことです。

 

ごめんなさい。

 

皆さんに会えたこと、

本当に愛おしくありがたく思います。

ありがとうございました

 

すべての子供と

すべての親に

安らぎと喜びがありますように。

 

【追記】

よかったら、

以前、このことについて書いた記事も
読んでみてください。

「生命をアクティベートするからくり」
http://satoryoki.hatenablog.com/entry/2015/10/22/134546

 

Unlock yourself.

Unlock your preciousness.

 

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