火事場に飛び込み火の粉をかぶれ
探してたのは”ヒント”なのか
世の中に
「生きるヒント」”的”なものがたくさんある。
「Hint 問題の解決,物事の理解や発想などのための手がかりとなるもの。暗示。示唆。(Weblio)」
震災以降
”自分がどう生きたらいいのか”
その「ヒント」を探して
探して
探して
自分なりに
悩んで
もがいて
動いて
自分なりに
探し求めていた。
結果どうだったか。
”どう生きたらいいか”
仏教や、心のケアに関する書物や情報には
”それっぽいこと”はいっぱいあった。
”正解らしきもの”がたくさんあった。
でも
自分が「変わった」か、と言えば
どうだろう。
あの4トントラックの屋根の上で
”生き死に”のかかった切実さほどの
自分を変えるほどの
”ヒント”は無かった。
そもそも
探していたものは
”ヒント”だったのか??
ヤブの中のけもの道
藤田一照さん
山下良道さん
地図ももたずにヤブの中を
ちからまかせに漕いで
”自分なりに”
あくまでも
”自分なりに”
”自分の能力や想定の範囲で”
歩こうとしてた僕にとって
お二人に出会ったことは
ふいに
そこだけポッカリと踏みしめられた
ヤブの中の”けもの道”に出たような
そんな出会いだった。
火事場でかぶった火の粉
二人の周りには
”どう生きたらいいか”
身と心を焦がして
問い
語り
学び合う
アツい
体温の高い
そんな”友人たち”がいた。
けもの道を歩いていたら
「火事場」に出てしまったような出会いだった!
これこそ、”アンロック”。
私はその火事場で”火の粉をかぶって”しまい
東京
京都
金沢
札幌
は、もとより
サンフランシスコ
etc…
どこへでも行ってやろう
だれにでも会いに行こう
切羽詰まった
開き直った気持ちで
火事場でかぶった”火の粉”の灯した
その”火種”に追い立てられるように
学びの場と出会いをますます求めていった。
初期衝動をアンロック
そう!
必要だったのは
求めていたのは
”どう生きるか”
その問いにいよいよ飛び込むための
ほんとうに自分が変わるための
”ヒント”ではなく
言葉にならない
自分を動かして止まない
どうしようもなくやるせない
初期衝動!
そして
初期衝動を”アンロック”する
その”火種”だったのだ。
ヒント
コツ
テクニック
方法
手段
これらをいくつ集めても
初期衝動をアンロックする
”火種”がつかなければ
人は動かない。
変わらない。
火種さえ付けば
動かざるをえない。
変わらざるをえない。
それは
止むに止まれず
むしろ喜んでしている以上
”努力”でさえないのだ。
火事場に飛び込み火の粉をかぶれ
火事場の煙を見つけよう。
火事場に飛び込んで
火の粉をかぶろう!
まだ、あるぞ。
自分の中にある”燃料”が
もっと大きな火種を求めて
眠っているのは分かってる。
大丈夫、死ぬわけじゃない。
恥ずかしいなんて言ってる場合じゃない。
飛び込んじゃえ。
大丈夫。
変わりたければ
ほんとうに、変わりたければ
火事場に飛び込んで、火の粉をかぶっちゃえ!