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Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

「沈黙」という「触れあい」

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自然に笑ってください

いろいろな面で

心のケア」は誤解されている。

誤解されたまま「確かめられずに」使われている

と言えるだろう。

 

前回の投稿にも書いたように

「心のケア」を「しよう」と思った時点で

それは「わざとらしい」ものになってしまい

むしろ相手の心を”ロック”

閉ざしてしまう。

 

記念写真を撮る時

自然に笑って下さい」と言われても

”自然に笑える”わけないじゃない!

 

satoryoki.hatenablog.com

 正体不明の衝動

ぎこちなさも

不格好さもそのまま

そこにいる」こと。

そこにいること。

無力さを晒して

ただ、いること。

 

難しい。

難しいです。

 

どうしても何かしたい。

どうしても何か言いたい。

 

なんだろうこれは。

 

相手が”求めていない”のに

なぜ「したい」「言いたい」のだろう?

その”自分の衝動”に気づけるか?

正体不明のその”衝動”を

どう手懐ける?

 

アンロック、出来るのだろうか?

 

satoryoki.hatenablog.com

 もっともシンプルで効果的な方法

いわゆる「心のケア」や「傾聴」には

もっともらしい”ノウハウ”がある。

あるらしい。

いや

そのうちの幾つかは

”もっとも”なのだろう。

 

でも

「心のケア」の

「傾聴」の

もっともシンプルかつ効果的

もっとも相手の生命をアクティベートする

アンロックする

その方法は

 

 

理屈抜きに

 

ほんとうにただ

 

黙ること」なのだ。

 

黙る、こと。

 

沈黙

 

黙っていて、いいんです。

 

だから、お願いです。

 

試しに

試しにでいいから

 

「黙って」みて欲しい。

 

試しに。

 

(よく聞かれる質問)

 「こういう時なんて言ったらいいのか」

 「なんて声をかけたらいいのか」

(答え)

 とにかく 物理的に、身体的に

 『黙ること』。

 

 黙っていて、いいんです。

 

何度か試していくうちにきっとわかる。

 

沈黙」は

相手の、お互いの

”生命のチカラ”を揺り動かす

大切な「触れあい」なのだ。

 

だから、怖がることはないんです。

 

黙っていて、いいんです。

 

 

それで何が起こるのか

「つむぎの会」に初めて参加した時

 

私は、3時間ほぼずっと

 

 無力に

 不格好に

 戸惑い

 うろたえ

 嘆き

 悲しみ

 うつむいて

 何度も何度も

 涙と鼻水を大量に拭いながら

 

 黙っていた…

 

satoryoki.hatenablog.com

 

また

地域の拠点病院にある

がん患者・家族サロン」。

がんの患者さんとその家族が自由に立ち寄り

ゆっくり何でも話していい”カフェ”のような場所。

 

私はそのスタッフとして

がんの患者さんとご家族の

いわば「話し相手(傾聴)」の活動をしている。

(最近お休みさせてもらっていますが‥)

 

その”サロン”では

コーヒーやお茶をご一緒しながら

来訪者一人につきおよそ1時間ほど

話を聞く。

 

来る方は

 

張り詰めた

可哀想なぐらいこわばった表情で

 

少しずつ

とりとめもなく

困っていること

辛いこと

苦しいこと

難しいこと

話してゆく。

 

私はほぼ、黙っている。

うなづきながら

ぎこちなく

不格好に

黙って、聞いている。

 

それで、何が起こるだろうか?

 

1時間後

その人は

ひとつ荷物をおろし

ホッとしたように頬を少しだけゆるめ

”また来ますね”と

少しだけ笑って

そう

微笑んで、帰るのだ!

アンロック

 

satoryoki.hatenablog.com

 

奇跡を確かめてほしい

「その場にいること」とは

 

黙ること

 

黙って

相手を信じて

「場」を信じて

 

「沈黙」は、大切な「触れあい」

 

試しに、でいいから

どうなるか

 

「黙って」みて下さい。

 

静かに 小さく

生命のチカラが「アンロック」する

「奇跡」に立ち会うことでしょう。

 

どうか、その奇跡

確かめてください。

 

「黙って」みて下さい。

 

Have a good day, and peace.

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