Unlock yourself. 自分を”アンロック”せよ

津波から奇跡的に生還した”禅僧”の「自分をアンロック」するブログ。

リスクを犯せ、自由のために

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仙台サンガ

 

お陰さまで仙台でのワークショップも

和やか&にこやかに

終わることができた。

(チームの皆さんありがとう御座います(泣)

 

仙台にも

いっしょに遊ぶ(学ぶ)仲間ができた気がして

とってもとっても嬉しい。

 

出家するしないにかかわらず

これが仏教で言う(サンガ)という

修行者の集まりなのだろう。

 

・・・・・・・・・・

ワークショップ終了後、

希望者のみなさんでランチをした。

 

久しぶりの”ロイホ”は

ウブだった学生時代を思い出させ

どこか懐かしかった(笑)

 

ともかく

 

ランチの席で、ある参加者の方に

「リョーキさんは緊張しないの?」と

ふいに聞かれ、ちょっと考えた…。

 

住職なりたての頃

 

僕は、父が急逝したため

ほぼ何も準備がないままに

住職になってしまった。

 

何も知らないくせに

自意識とプライドだけはいっちょ前で

(これは若い坊さんあるある)

葬儀や法事のたびに

それはもうあからさまに

「坊さんぶって」

”いわゆる坊さん的な話”を

無自覚に巧妙な”コピペ”で話していた。

つもりだった(涙)

 

あーはずかしい(汗)

 

でも、しょうがない。

そうだったんだから。

 

今振り返って見れるだけ

マシになったと思うことにしよう。

 

最大のリスク

当時の僕が最も恐れていたリスクは

 

たぶん

僕が”何も知らない”ということを

みんなに気づかれてしまう、

ということだったのだろう。

 

いやいや

 

今考えれば

隠すまでもなくバレバレなんだけど(泣)

 

おろかで、でも父の跡をつごうと

それなりに真剣だったのだ。

 

でも

「何も知らない」ことを隠しながら

さも「まあ、色々と知ってますよ」的に

「坊さんぶりつづける」のは

どうにもこうにも居心地が悪くはあった。

 

で、今の僕はと言うと。。。

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

 ぜんぶ本当のこと

自分のお寺はもちろん、

日本国内は北海道から九州まで

何度となく講演・法話に呼ばれ

アメリカ国内も10カ所以上

震災について<英語で>話す機会を頂いた。

 

震災以降、

すべて本当のことだけを話してる。

 

緊張しない、とは言わないけれど

 

少なくとも「後ろめたくはない」。

 

怒られるかな〜

嫌われるかな〜

ま、それでもしょうがねーなーと

いちおう、多少は

そう思いながら話すのだけど。

 

だって

話すこと全部、本当のことで

自分のことだから、なのだ。

 

英語が下手なのも同じ。

下手なんだからしょうがない。

 

むしろ「英語が下手なんで…」と

言っちゃう方がダサい。

聞きゃ分かるって(笑)

 

全部本当で、自分のことだから

誰とも比べようがない。

それに

スベってもコケてもいいんだ。

死ぬわけじゃない。

そんなオレを呼んだほうが悪い(笑)

 

ともかく

知らないことは知らないと

本当のことを言い

 

僕はこういう体験をし

僕はこういうふうに悩み

こんな風に苦しみ

こんなことを感じたよ!と

 

本当のことを言うだけなのだ、と

今じゃすっかり確信している。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

 

それを”生きにくさ”という

僕らはなぜか

「本当のことを言う」事を、小さい頃から

親、学校のともだち、先生、あらゆる大人に

”してはいけない”と仕込まれている。

 

それは社会においての人間関係で

”ある程度”は必要なのだろう。

けれど

 

あまりに長くやり続けて

 

言ってはいけないことだらけ」

のようになっては居ないだろうか。

 

「僕、それわかりません。」

「僕はコレが嫌いだ」

「僕はこう思う」

「それはちがうんじゃない?」

etc...

 それらを全部我慢して

毎日をなんとかやり過ごしているとしたら

 

それこそが「生きにくさ」

そのものじゃないだろうか?

 

でも、それを”もし言ったとしたら?”

 

世界は”大丈夫” 

 

殆どの場合、

 

「いやー、ほんとよかった!」

「坊さんからホントの話が聞けた!」

「なんだか泣けてきたよ!」

 

僕の思う以上に

受け入れられる事がほとんど。

決して、自画自賛ではなく。↑はいわゆる

”おべっか”の類ではない(汗) 

 

本当のことを言っても

世界は大丈夫なのだ!

 

逆に、振り返れば住職なりたての頃、

「坊さんぶって」話してたときには

みんなどこかぼんやり聞いていて

 

こんなヴィヴィッドな反応は

あんまりなかった(笑)

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

 

最大のリスクを犯せ

自分が思ってる

「最大のリスク」とやらは

お得意の「でっちあげ」じゃないか。

 

「本当のこと」を話そう。

 

世界は(世間は)

そんなに馬鹿にしたもんじゃない。

 

「〜ぶって」話す「コピペ話」など

もう誰も興味ないよ。

 

そのかわり

どんなにつまらなく思えても

「あなたのほんとうの話」が

みんな聞きたいんだ。

ほんとだよ。

 

話が良いと濃いとかではなく

 

「あなたが本当のこと言うかどうか」

だけなのだ。

 

それさえあれば

それこそが唯一

 

僕の

あなたの周りに

 

共感や

感動や

アンロックや

変化をおこすんだ。

 

本当のこと言うことに

そもそも「リスク」なんてない。

嫌われたって、バカにされたって

どうでもいい。

 

正直に

誠実に

生きたいように

このイノチを

生かさせてやりたい。

 

さあ、自分よ。

 

本当のことを言おう。

 

リスクを犯せ、自由のために!

 

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Unlock your senseless fear.

 

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喜べ、僕のイノチよ!

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忘年会とはいえ

この時期、忘年会に呼ばれることが多い。

お酒が全く飲めない

(なので飲みたいわけでもない)

そんな僕にとってはなかなかにつらい時期。

(もちろん、楽しいのもある(笑)

 

そして、つらいのが

 

話題が他人の批判ばかりの、会(汗)

 

これ。

ツラい。

 

これが忘年会、とは言え。

 

もちろん、

愚痴を言うってのはある意味大事だと思う。

自分の気持ちを認めるってことだから。

 

でも

ぐちには「言い方」がある。

(それについては別の機会に)

 

ともかくです。

それはそれでいいとしても

 

僕には、

 

他人の批判などする時間も

関心もないんだなぁと

あらためて思い知らされた。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com

態度を、決めること

僕が密かに(あくまで密かにww)

師と仰ぐ藤田一照さん。

 

一照さんは、ある時に

「人生を愉快に生きようと決めた」

そうだ。

 

僕はその話を聞いて

正直戸惑った。

 

僕は少なくとも今まで

そんな「生きる態度」を決めたことなど

無いように思えた。

 

目の前に起こることに振り回され

でも自分なりになんとか対処してゆく。

 

そうやって生きてきただけの

気がするのだが…

 

ヘリコプターの羽音

2011年3月11日。

 

あの日僕は

 

頭上に響き続けるヘリコプターの羽音と

いやに静かに舞い降りる雪と

冷ややかに語りかける避難勧告の中

 

かろうじて

 

生と死とを隔てる

目に見えないボーダーラインの

こちら側に踏みとどまった。

 

あの日を境に

 

じゃあ人生を生きるってなんだ?と

お前はどう生きたいんだ?と

 

発症期を待つウィルスのように

その問いが体内で疼いて

何度も自問を繰り返していたように思う。

 

そして

ある時、それは発症した。

 

(参考:過去記事)

satoryoki.hatenablog.com 

自分のイノチを、喜ばせよ

こんなにも簡単に、死が訪れる。

それがこの世のことわりなら

 

僕は

自分のイノチを

できるだけ、存分に

喜ばせて生きたい。

 

そうならば

 

どうしたら自分のイノチが喜ぶか

 

落ち着いて、

観察し

熟慮し、

吟味し

行動し、

検証し

 

願わくは上向きのらせん状に

繰り返してゆく。

 

 

それがつまり僕にとって

「本当に生きること」

なのだ。

 

そうしなくちゃ。

おいおい

 

そうしなくちゃだよ。

 

いつの間にか

僕はそう決めていたんだ。

 

遅すぎないが、急げ

他人の批判などして

賢いふりをする意味などない。

 

勝手にあれこれ注文をつけて

他人を嘆いて過ごす時間など無駄だ。

 

僕は僕の時間を生きていて

それは止め処なく流れ往きつつある。

 

いまも。

 

あー忙しい。

 

自分のイノチを喜ばせる事ができる時間は

そんなにはないのだ。

 

そして

それができるのは自分しかいない。

 

僕しかいない。

あなたしかいない。

 

遅すぎるってことはない。

 

でも決めるなら

急いだほうがいい。

 

僕のイノチを喜ばせるのは

僕しかいないのだ。

 

さあ

今日も喜べ、僕のイノチよ!

 

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なりたかったのは、すてきな三にんぐみ

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夏といえば、キャンプ。

僕が小学生だった頃、

夏休みといえば、キャンプだった。

うちの父と、父の友達のTさんとMさん。

Tさんには僕の同級生の息子、

Mさんには僕のひとつ下の娘がいた。

 

仲の良い三人は

「こぶしの会」なるものを結成し

毎年夏休みに、地元の小学生を

キャンプに連れてってくれた。

 

 

うちの地元の子供達は

毎年それを心待ちにしていて

 

みんな、

このキャンプで大きくなっていった。

 

不気味な絵本との思わぬ再会

 

ところで

 

子供の頃、気になってしょうがなかった

不気味な絵本があった。

 

それは

 

すてきな三にんぐみ

という絵本。

 

知ってる人は多いと思うけど

 

三人組のどろぼうが

ある日かわいい少女と出会い

その少女の一言で

泥棒たちは思わぬことを始めてしまう…

 

はじめは怖めで始まるんだけど

素敵なハッピーエンドで終わる物語。

 

子供のころは、怖くて不気味で

でもなぜか気になる絵本だったけど

(そういう意味では好きだった)

 

大人になってから

自分の子供に読んで聞かせてみて

 

自分でも驚くほど

もうむちゃくちゃに感動した。

 

あえて内容は申しませんが

読んでない人は

ぜひ読んでみてください。

すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

 

あこがれ

思えばうちの父とTさんMさんの

なかよし三人組は

 

20代で「こぶしの会」をはじめ

20年近く活動していた。

今考えるとなんてすばらしい!

 

いまでも地元の40~50代のひとたちは

 

「あのキャンプがたのしかったよね!」

「最高の思い出だよな~」

 

と、懐かしく思い出す。

 

あらためて気づいたけれど

知らず知らずのうちに僕は

父、TさんMさんの「なにか」を受け継ぎ

「ぼうけん遊び寺」を

始めてしまったのかもしれない!

 

父を含めた「三人組」は

僕の

ある種の”あこがれ”だったのだ。

 

ぼくのなりたかったもの

 

今日は

 

Mさんの葬儀だった。

 

71歳。

 

たくさんのひとが訪れ

たくさんのひとが泣き

たくさんのひとが手を合わせた。

 

僕も

導師を務めながら

 

お経が読めないほど

泣いてしまった。

 

僕の目の前に

 

いつもとかわらず

やわらかく微笑むMさんの遺影。

 

そうだ。

僕がなりたかったのは

 

すてきな三にんぐみ」だったんだ。

 

絵本の「すてきな三にんぐみ」と

 

父とTさん、そしてMさんの

実在の「すてきな三にんぐみ」。

 

僕は、恥ずかしながら

 

40代の今にして

本当になりたいものに

気がついたのかもしれない。

 

15年前に逝った父、

今日、僕らが見送ったMさん、

 

僕は

あなたたちのような

 

読み継がれるような

語り継がれるような

 

すてきな三にんぐみ」に

 

なりたかった。

 

いや

なります。

 

きっと

なりますね。

 

あなたたちの、子どもだもの。

 

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

 

Unlock your child at heart.

Unlock yourself.

 


The Three Robbers - An Animated Version

DVDもあるらしい!

 

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